2020年5月21日、CAMPFIREが、「CAMPFIRE Owners」における2つのファンド募集の取扱い開始を発表した。
「CAMPFIRE Owners」は、CAMPFIRE SOCIAL CAPITALが運営する融資型クラウドファンディング。
CAMPFIRE SOCIAL CAPITALは、CAMPFIREのグループ会社。
「CAMPFIRE Owners」では、国内のベンチャー企業や上場企業の事業支援をはじめ、一般的に従来の金融機関・金融サービスでは取扱いが難しいといわれる案件や、社会性・公共性が高いと考えられる案件、さらには海外新興国(カンボジア、インドネシア、ベトナムなど)の経済成長支援を目的とした案件を扱っている。
今回募集する2つのファンドは、「アルコール除菌剤開発ファンド」と「不動産賃貸初期費用ゼロ円『ゼロすむ』ファンド」。
「アルコール除菌剤開発ファンド」の募集条件は次のとおり。
借入人:株式会社SARABiO温泉微生物研究所
目標募集金額:2,000万円(最低成立金額:1,000万円)
最低投資金額:1万円以上 1万円単位
予定利回り:6.0%(年率、税引前)
予定運用期間:2020年06月19日 ~ 2021年12月27日(約18か月)
利益分配方法:期中の分配なし(元本償還時に一括して収益分配)
元本償還方法:契約終了時に一括償還
また、「不動産賃貸初期費用ゼロ円『ゼロすむ』ファンド」の条件は以下のようになっている。
借入人:株式会社キャピタルインベート
目標募集金額:3,000万円(最低成立金額:1,500万円)
最低投資金額:1万円以上 1万円単位
予定利回り:6.0%(年率、税引前)
予定運用期間:2020年06月19日 ~ 2021年05月27日(約11か月)
利益分配方法:期中の分配なし(元本償還時に一括して収益分配)
元本償還方法:契約終了時に一括償還
なお、ファンドへの投資は、元本及び収益分配が保証されているものではなく、損失が生じる可能性があるので注意が必要だ。
また、保有期間中は、原則としてファンド持分の解約を行うことはできない。
その他手数料などについては、ファンドの詳細ページ、匿名組合契約約款、重要事項説明書などで確認する必要がある。
クラウドファンディングにも、株式型・購入型・寄付型などがるが、今回登場したのは融資型。
クラウドファンディングの運営者は、企業に融資するための資を金集めるファンドを組成し、投資家から小口に分けて、資金を集める。
一定期間後、投資家は元本に利回り分を加えた金額を受け取るという仕組みだ。
銀行とも証券会社とも違う、新しい資産の運用先として知っておく必要があるだろう。
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