2020年5月25日、マネックス証券が、「マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:日本の未来)」の募集開始を発表した。
「マネックス・アクティビスト・ファンド」は、グループ会社であるカタリスト投資顧問株式会社が投資助言を行い、マネックス・アセットマネジメント株式会社が運用し、マネックス証券が募集を行う公募投資信託。
ファンドの特長は以下の3点。
(1)変革期を迎える日本企業を中心に投資
(2)日本拠点のプロフェッショナル集団による総合的なエンゲージメント(対話)を実施
(3)今までにない、個人投資家とのエンゲージメント(対話)を行うファンドを目指す
発表によると、マネックス証券取締役会長が、投資先企業の経営陣・取締役会メンバーとの対話をリードするという。
アクティビスト活動は、投資家の利益を最大化することを優先する、短期的な活動のように思われることが多い。
しかし同社では、アクティビスト活動の真の意味は、投資家の権利を最大限に活用し適切な財務リターンを実現することにあるとしている。
また同ファンドにおけるアクティビスト活動は、日本の個人投資家の長期的な運用成果の実現への貢献を最優先とし、企業の持続可能な成長を促すような視点に立ち、長期的・継続的に、投資家と企業の双方の利益となるようなエンゲージメント(対話)を行うものだ、という考えを示している。
投資信託というと、設定して放置しておけば自動的に長期・分散・積立投資ができるツールというイメージが強かった。
今回のアクティビスト・ファンドでは、投資信託を購入することで、投資先の経営に関与する感覚を得ることができそうだ。
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