2020年11月19日、SMBCコンシューマーファイナンスが、「10代の金銭感覚についての意識調査2020(9月調査)」の結果を公表した。
調査期間は、2020年9月24日~30日。15歳~19歳の学生を対象に調べ、1,000名の有効サンプルを集計している。
調査では全回答者(1,000名)に、「今までに、お金に関するトラブルを経験したことがあるか」聞いている。
結果、「経験したことがある」は20.3%だった。
次に、お金に関するトラブルを経験したことがある人(203名)に、トラブルの内容を聞いた。
結果、「インターネット上のやりとりで詐欺にあった」(23.2%)がもっとも高かった。
以下、「友だちとお金の貸し借りでケンカした」(21.7%)、「スマートフォンの利用料として高額を請求された」(18.2%)がつづく。
そのほか、「学校や外出先でお金を盗まれた」(17.2%)といった盗難トラブルや、「ゲームアプリの有料コンテンツで高額を請求された」(17.2%)や「フリマアプリでお金のトラブルにあった」(11.8%)といったアプリに関するトラブルを経験したという人もみられた。
調査ではお金のトラブル以外にも、収入や貯金の額、ゲームやサブスクに費やす金額なども調べている。
結果は以下のとおり。
・大学生等の1ヶ月のアルバイト代は平均24,319円で、前回調査より3,360円減少。
・預貯金の額。預貯金をしている高校生では平均75,497円、大学生等では平均196,584円。
・ 「サブスクリプションサービスを利用している」は24%で、利用金額の平均は953円/月。
・10代のゲーム課金について調べると、課金をしている10代は13%、ひと月あたりの課金額の平均は1,512円だった。
今の10代では、ゲーム課金や、音楽・動画のサブスクリプションサービスが、新たなお金の使い道になっているようだ。
インターネットやスマホの登場で、お金のトラブルについても変化が見られる。
親も、子どものお金についてチェックするには、気を付けるべきポイントを知っておくべきだろう。
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