25歳時の貯蓄額平均は、Z世代が最多の「5.9万円/月」。世代別「お金事情」に関する実態調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2022年3月16日、松井証券が、世代別「お金事情」に関する実態調査の結果を公開した。

調査時期は、2022年2月。調査対象は、①25歳(Z世代)②35歳(ミレニアル世代)③55歳(バブル世代)の男女各200名(男性100名/女性100名)、計600名。

以降のデータは、松井証券株式会社調べ。

調査では、世代別に25歳時点での「月に自由に使える金額」と「月の貯蓄額」を比較している。

結果、月の貯蓄額平均は、Z世代「5.9万円」に対し、バブル世代「4.1万円」となった。

Z世代は“自由に使える金額<貯蓄額“と、ほかの世代と比べ堅実的な様子がうかがえる。

調査では、世代別に「お金の不安を感じ始めるタイミング」を調べた。

結果、Z世代がお金の不安を感じ始める年齢の平均が「22.7歳」に対して、バブル世代の平均は「44.3歳」。

不安を感じるタイミングが「21.6年」早まっていることが明らかになった。

また全体に、「お金に関する不安を解消するために行っていること」をたずねると、1位「支出の節約(44.6%)」、2位「資産形成/資産運用(42.8%)」、3位「お金に関する勉強(25.4%)」という結果となった。

調査結果からは、過去と比べて現在では、若いうちからお金の不安を感じ、貯蓄や資産運用を積極的にスタートしている人が多いことが分かる。

貯蓄を増やしておくと危機への対応が容易になる。

リスク資産による運用を増やしておくと、長期的にはインフレ対策となり、資産を効率的に成長させることが可能だ。

日本や世界の経済が変化する中、新しい世代ほど、ファイナンシャルプランニングが求められることになりそうだ。

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