吹奏楽部入部には30万円が必要。”楽器寄附ふるさと納税”とは

タックスプランニング

2020年12月23日、マーケットエンタープライズが、吹奏楽部の活動にかかる費用に関する調査の結果を公開した。

マーケットエンタープライズは、楽器寄附ふるさと納税実行委員会のメンバーとして、楽器査定の役割を担っている企業。

楽器寄附ふるさと納税とは、「ふるさと納税制度」を活用した取り組み。

休眠楽器を寄附すると、楽器が不足している各自治体の教育機関へ寄贈され、寄附者は楽器の査定額が税金控除される。

調査期間は、2020年2月21日〜22日。全国に住む30歳以上の、5年以内に子どもが国公立中学校の吹奏楽部に在籍していた・在籍している母親を対象に調べ、515のサンプルを集めている。

調査によると、楽器購入費用は新品で平均244,480円、中古品で平均113,487円、知人から購入で平均57,190円だった。

また、楽器購入以外にもかかった諸経費は年間平均約60,000円。

新品の楽器を含めた初期費用は平均303,983円となった。

楽器で納税でき、音楽を志す子どもの役にも立つ。

査定額が納得のいくものであれば、有効な仕組みと言えそうだ。

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