2021年3月24日、西日本シティ銀行が、「家族口座見守りサービス」の取扱い開始を発表した。
「家族口座見守りサービス」は、口座名義人の指定した「見守る相手」(家族)が、本人の指定した口座の残高や取引明細を、アプリやインターネットバンキング上で照会できるサービス。
さらに該当の口座から高額の出金取引などが発生した場合は、見守る相手(家族)に、メールやプッシュ通知でお知らせが届くようになっている。
サービス利用のイメージは、次のとおり。
(1)残高・取引明細の照会
①本人が見守る相手(家族)・口座を指定し、西日本シティ銀行アプリ等で当行に申し込む。
②見守る相手(家族)は該当口座の残高・取引明細を照会できる。
(2)取引の通知
①本人が見守る相手(家族)・口座・照会範囲・通知条件(入金/出金の取引区分、対象 金額)を指定し、西日本シティ銀行アプリ等で申し込む。
②本人が指定した通知条件の口座取引を行う。
③取引が発生したことを、見守る相手にメールやプッシュ通知でお知らせ。
④見守る相手(家族)は、該当口座の残高・取引明細を照会することにより、残高などが確認できる。
高齢の家族が離れて暮らしていると、お金の管理が心配になることがある。
詐欺にあったり、判断力が低下したりといった問題が起こる。
そんな時は、銀行口座の取引内容を家族がチェックできれば、発見が早いだろう。
それ以外にも夫婦での口座情報の共有や、子どもの金銭管理など、家族間でも活用できそうだ。
お金の問題は、早めに発見できれば、傷も浅く解決も早くなると考えられる。
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