個人賠償責任保険の加入率は60%以上。1,000人に聞いた「身のまわりリスク実態調査」

リスクと保険

2021年6月4日、損害保険ジャパンが、「身のまわりリスクに関するアンケート調査」の結果を公表した。

調査期間は、2021年4月30日~5月6日。自分や家族の保険の選定に関与している、全国の20代〜70代の1,000人について調べている。

調査では「どのような身のまわりのリスクが心配か?」と質問した。

その結果、「クルマとぶつかってケガをする」(51.8%)、「歩行中、自転車にぶつけられてケガをする」(44.6%)、「人の運転するクルマに搭乗中に、追突されてケガをしてしまう」(38.1%)が上位に挙がった。

また、予期せず加害者になってしまうケースも、幅広く回答があった。

例えば、「自転車を運転中に他人にぶつかってケガをさせてしまう」(29.3%)、「ショッピングカートを他人にぶつけてしまう」(16.1%)、「ベビーカーを他人にぶつけてしまう」(5.7%)、「飼い犬が歩行者に噛みついてしまう」(4.7%)といったのものだ。

個人賠償責任保険(他人に対する賠償)についてたずねると、本人名義では61.6%、家族名義でも59.2%が「補償がある」と回答した。

その一方で、家族全員のケガを含めた身のまわりのさまざまなリスクについては特約や単体の保険で手当てが可能だが、全てを保険で手当てできている人は25.5%にとどまった。

保険と言うと火災保険や自動車保険、医療保険をまず思い浮かべる。

今回の調査で挙げられたのは、他人への賠償や、ケガなど家族の身の回りの様々なリスク。

これらは単体の保険や、すでに加入している保険の特約として対応可能だ。

保険を見直す際は、こうした身の回りリスクへの対応ができているか、チェックしておくことも必要となる。

もしもの時はどの保険が使えるのか、知っておきたい。

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