ネット証券で”個人向けユニコーンファンド”の取扱い開始。100万円程度から投資が可能に

金融資産運用設計

2021年7月21、マネックス証券が、「HiJoJo ユニコーンファンド」シリーズの取り扱い開始発表した。

「HiJoJo ユニコーンファンド」は、HiJoJo Partnersが組成・運用するファンド。

企業評価額が10億USドルを超えている、未上場の急成長スタートアップ企業である「ユニコーン企業」を投資対象とする、個人投資家向けユニコーンファンドとなっている。

HiJoJo Partnersは、ユニコーン企業を中心とした国内外の非上場企業に投資するファンドを多数組成・販売・運用している企業だ。

なお、本ファンドは二項有価証券に該当する私募ファンドのため、同じ社では商品の性格に適合する購入開始基準を設定し、基準を満たす顧客にのみ販売を行う予定だという。

ファンドの概要・特長は次のとおり。

(1)100万円程度から投資できる個人投資家向けユニコーンファンド

これまで一部の投資家にアクセスが限られていたユニコーン投資の門戸を、個人投資家向けに開く。

販売は、1口100万円程度からを予定している。

(2)「プレIPO投資戦略」を採用

近い将来でのIPOやM&A等のイベント発生を見通しやすいミドル・レイトステージのユニコーン企業から厳選して投資が行われる。

<プレIPO投資の投資タイミング>

(3)月1回程度のペースで新規ファンドを販売予定

(4)契約期間は中長期

ファンドの契約期間は中長期を予定。

契約期間中にIPO、もしくはM&Aによる買収をされた場合等は、早期償還が想定されます。

未上場のスタートアップ企業は、上場したり買収されたりすると、株主に大きな利益をもたらすことがある。

長期的な資産形成においては、広く分散投資される投資信託などの、積立が推奨される。

そのうえで余裕があれば、資産の一部を、大きな利益が得られる可能性に投資するというのもひとつの戦略だ。

余裕資金の投資先として、新たな選択肢が出来たと言えるだろう。

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