”キャリア自律が高い”と学習意欲は1.28倍、仕事の充実感は1.26倍に

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2021年9月7日、パーソル総合研究所が、「キャリア自律」に関する調査の結果公開した。

「キャリア自律」とは、自分自身のキャリア形成を組織に委ねずに、働く人自らが形成していくこと。

本調査結果では、キャリア自律の度合いの強弱を数値化した「キャリア自律度」という概念を用いている。

「キャリア自律度」は次のような心理面・行動面の各設問への回答から算出している。

・職業的自己イメージの明確さ

・主体的キャリア形成意欲

・キャリアの自己責任自覚

・職場環境変化への適応行動

・キャリア開発行動

・ネットワーク行動

・主体的仕事行動

調査では、「キャリア自律がもたらすメリット」を調べている。

その結果、キャリア自律度が高い層は低い層に比べて、学習意欲が1.28倍高かった。

そのほか、仕事充実感は1.26倍、人生満足度は1.19倍高くなる結果となった。

人生100年時代、仕事におけるキャリア形成は、リカレント教育・リスキリングなど自分で調べて実行する部分が増えているようだ。

自身のキャリアについてより強く意識することは、学習意欲を高め人生の満足度を高める調査結果となった。

人生の満足度とともに収入面でもメリットがあれば、ライフプラン・ファイナンシャルプランに良い影響を与えるだろう。

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