「成人年齢引き下げ」目前、”初めての不動産取引”に備えるスペシャルサイトが公開

不動産運用設計

2021年11月1日、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)が、消費者セミナー2021秋「大人へのトビラ」スペシャルサイトの公開を発表した。

民法改正により、2022年4月1日から、成年(成人)年齢が18歳に引き下げられる。

「大人へのトビラ」は新成年(成人)向けに、不動産取引に関連する情報を、マンガ形式やクイズを通じて楽しく学べるようになっている。

テーマの1つとなっているのが、はじめての一人暮らしの注意点。

賃貸借契約は初めての“契約”になるかもしれない。

求められる“社会人としての責任感”の為の様々な知識をまとめてある。

内容は次のとおり。

・部屋探しのポイント:スケジュール、予算、希望条件

・間取り図の見方:数字とアルファベットで表記される間取り略称

・賃貸住宅の設備:生活が安心・便利になる人気の設備

・賃貸借契約の締結:契約前に受ける宅建業者からの重要事項説明

・連帯保証人:支払いが滞った時に借主に代わって支払う人

・退去立会と原状回復:トラブルやガイドライン

・インターネットのトラブル:架空請求や詐欺サイトへの注意

・消費者の利益を守るための法律:特定商取引法、消費者契約法、電子契約法

コンテンツの理解度をチェックするテスト(全5問)に全問正解し、応募した人の中から、抽選で「大人準備金」としてAmazonギフト券が当たるキャンペーンも実施されている。

成人年齢が下がることで、早いうちから、住宅などにおける契約に責任を持たなければならなくなる。

お金に関しても同様で、責任のある行動ができるように、基本的な知識を身に着けておく必要があるだろう。

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成年年齢引下げへ向けた、法務省の特設ウェブサイト。マンガ「大人への道しるべ」

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