「投資信託のリスク・リターン・コスト」をランキング。”NISA銘柄”の比較調査

金融資産運用設計

2021年12月3日、マイベストが、「NISA・つみたてNISA銘柄を比較調査」した結果を公開した。

マイベストは、ユーザーに最高の選択体験を提供するおすすめ情報サービス「mybest」を運営する企業。

NISA・つみたてNISA銘柄40商品を対象に、次の項目を調査している。

1.信託報酬の安さ

2.リターンの高さ

3.リターンのブレ幅(リスク)

信託報酬の安さを調べると、1位は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」で、信託報酬が0.09%だった。

全体傾向としては一般的に低コストとされるインデックス型が上位を占めている。

NISA・つみたてNISA銘柄の平均は、インデックス型が0.21%・アクティブ型が1.28%という結果となった。

リターンの高さについて調べると、「フィデリティ・米国優良株・ファン」が、トータルリターンは3年で14.91%と高く、トップを獲得した。

全体傾向としては先進国株式が上位を占めた。

3年間の平均で比較すると、同じ株式型の平均である8.11%に比べ、平均13.15%と高い結果になっている。

リターンのブレ幅は、価格変動の激しさを示す。

商品のリスクを測る指標である、標準偏差を調査した。

その結果、りそなアセットマネジメントが手掛ける、「Smart-i 8資産バランス 安定型」が1位となった。

3年の標準偏差が4.47%と、比較商品のなかで最も変動が小さくなっている。

リスクが比較的小さくなる、バランス型の平均は10.54%だった。

長期・積立・分散投資をする場合、投資信託の選び方が重要となる。

まずはコストとなる信託報酬が安いと、長期的に有利だ。

リターンは小さくなるが、リスクも小さくしたいという場合は、バランス型を選ぶことになる。

リターンの大きさを求めるのであれば、米国や先進国の株式を含む、株式のインデックス型を選ぶのが良さそうだ。

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