2022年2月18日、オリックス銀行が、「オリックス銀行 サステナブル投融資ポリシー」の制定を発表した。
オリックス銀行 サステナブル投融資ポリシーの概要は次のとおり。
・基本姿勢:ESG(環境・社会・企業統治)や SDGs(持続可能な開発目標)などを考慮し、社会や環境に対するポジティブ・インパクトとネガティブ・インパクトの両面を適切に評価したうえで、投融資における意思決定を行う。
・ポジティブ・インパクトの創出:環境や社会にプラスの影響をもたらすことに着目し、以下のテーマ・重要課題を中心に投融資を実践する。
(1) 持続可能な経済・社会の創造
(2) 安心・安全な住まいと暮らし
(3) 自然共生社会への実現
・ネガティブ・インパクトの抑制:環境や社会に負の影響を及ぼす可能性のある領域について、以下の2つに分類し、取引判断を行う。
(1)事業・セクター横断で投融資を禁止するもの
(2)特定の事業・セクターに対する取組方針
詳細を見るとより具体的に、どんなことに積極的に投資するのか、どんなことには投資を禁止するのかなどが分かる。
これからのお金の動きについては、サステナブルかどうかという観点を持って見ていく必要がありそうだ。
分散投資を考える場合、サステナブルなものに絞るのは、機械的に網羅するインデックス投資と比べ、リスクを大きくする可能性がある。
パフォーマンスが上向きにぶれれば理想的だが、下方リスクがどれほどなのかは未知数だ。
サステナブルなものへの投資は、経済活動をつづけるために必要だろう。
企業も個人も、投資とサステナビリティの関係について、自分の考えを持っておくべきなのかもしれない。
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