2022年6月17日、ケイアイスター不動産とCasa roboticsが、「規格型平屋注文住宅IKI(イキ)の契約状況」と「来場者アンケートデータの分析」を公開した。
ケイアイスター不動は、戸建分譲事業・注文住宅事業・総合不動産流通事業などを展開する企業。
Casa roboticsは、ケイアイスター不動のグループ会社で住宅建築請負・IoTを活用したスマートホームの企画設計・住宅のVR/非接触型内覧システムの企画運用・注文住宅検討アプリの企画開発などを行う企業だ。
規格型平屋注文住宅IKI(イキ)の契約状況を見ると、2022年3月期下半期の契約者は「夫婦/パートナー」の割合が増加したのが目立った。
そこで来場者アンケートから、「20代~50代(シニア以外)の夫婦/パートナー」のデータを抽出し、分析している。
調査対象は、2021年10月~2022年3月の期間でIKI展示場に来場し、無人内覧形式でモデルハウスを見学した20代~50代の夫婦/パートナーのみの世帯。有効回答は165件。
調査結果は次のとおり。
(1) 年齢別では、40代と50代が全体の75%を占めた。
(2)11%が「今後(子や親など)3人目の同居を見越している」ことを示しました。
(3)「住宅購入を考えたきっかけ」への回答内容には「アパート」「家賃」「もったいない」などの、【卒賃貸】に関するキーワードが多くみられた。
これらの調査結果について、次のように結論付けている。
・全体の75%が40代と50代で占められ、且つほとんどの世帯で3人目の同居を見越していないことがわかった。
・住宅購入を検討したきっかけにおいては、「家賃」「もったない」などの「卒賃貸」に関するキーワードが多く、賃貸から戸建てへの切り替えを検討する中で、平屋が選択肢の一つに挙がることが分かった。
住宅については、賃貸か持ち家かという選択肢がある。
今回の調査では、平屋建ての戸建てについて、40代〜50代でこの先2人暮らしがつづくことを想定した層が、賃貸から持家へ切り替える際のニーズを持っていることが示されている。
住宅購入については、結婚や出産など様々なタイミングがあるが、子育てを終えた段階などでの「卒賃貸」というタイミングもあるようだ。
ライフプランにおいては、老後の住居をどうするかという問題がある。
賃貸では不安という考え方もあるだろう。
老後の住居を購入するための資金計画が、必要となる可能性についても、選択肢の1つとして持っておくと良いのかもしれない。
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