証券担保ローンの利用が増加。株主優待・配当の権利取りに活用

金融資産運用設計

2022年6月24日、日本証券金融が、「コムストックローン」の利用動向に関するレポートを公表した。

「コムストックローン」は、日証金が提供する個人投資家向けのオンライン型証券担保ローンサービス。

いわゆる証券担保ローンで、上場株式等を担保に借入ができる。

SBI証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券と提携してるほか、これらの証券会社に口座がない場合も日証金に口座を開設し担保株式等を移管して借入れが可能だ。

コムストックローンの特徴は次のとおり。

・担保に入れても権利はそのまま(配当金や株主優待等の権利等を受け取れる)

・担保売買自由&即時融資対応

・国内上場銘柄の8割超が担保利用可

・融資額は30万円~最大3億円

コムストックローンの利用状況を見ると、2019年からの比較で、2年間利用が大きく増えている。

特に若年層での契約申し込みが増えているという。

融資金は投資資金としての利用が大半で、中でも、株主優待・配当の権利取りのためにコムストックローンを活用するケースが多い。

たとえば株主優待狙いで短期利用する場合。

ある銘柄を権利付最終日にコムストックローンの融資により100万円を調達して同額を買付、権利落ち日に売却、売却代金を受渡日に返済に充当する場合を想定する。

支払利息:1,000,000円×2.675%×4/365=293円(借入期間4日)

実際には売却代金の影響も大きく出てくるだろうが、資金を調達するコストは低いと言えるだろう。

また配当狙いで長期利用するケースもある。

配当利回り5%の高配当銘柄を1,000万円保有(複数銘柄)していると想定する。

この保有株を担保に借り入れを行い同じ銘柄を購入すると、借入金利を超えた分、配当収入を増やすことが可能だ。

配当を得るための資金効率を高める効果がある。

お金の運用について今進んでいるのが、貯蓄から投資へという流れ。

投資では貯蓄とくらべ、リスクがあり自分で判断し責任を負うという面に不安を感じるかもしれない。

その一方で、工夫次第で資金効率を高め、利益をより大きくする努力も可能となる。

お金についてどこまで知識を深め、実行していくかというのも、人によってそれぞれ違いが出てきそうだ。

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