「印紙代が高すぎる」。73.7%が不動産売買契約における”電子化”を希望

不動産運用設計

2022年9月7日、ペーパーロジック株式会社が、不動産取引の電子化に関する意識調査の結果を公表した。

ペーパーロジックは、経理・総務・法務の領域で、法律で原本保管を義務付ける書類を完全にペーパーレス化(紙原本廃棄)するクラウドソリューションを提供する企業。

調査期間は、2022年8月23日〜25日。コロナ禍に戸建てを購入した、東京近郊(東京都は除く)在住の男女107名から有効回答を得た。

結果は次のとおり。

・コロナ禍の戸建て購入者、9割以上が「紙」で売買契約を締結

・半数以上が「紙」での締結に不満

・理由として、76.5%が「書類の管理が手間」と回答。「印紙代がかかる」が51.0%、「外出するのが手間」が47.1%

・7割以上から、「売買契約の電子化」を望む声

・売買契約の電子化を希望する理由は、「外出の手間が省けるため」(65.8%)や、「書類を紛失する恐れがなくなるため」(52.1%)、「印紙代を削減したいため」が47.9%

・一方で、電子化を希望しない理由は、「セキュリティに関する不安があるから」が50.0%で最多。「デジタルな契約方法に慣れていないから」が34.6%

生活の様々な場面で、電子化・デジタル化・ペーパーレス化が進んでいる。

銀行・証券・保険など、お金に関するものは、ほぼWeb上での管理や取引が可能な状況だ。

不動産取引においては、印紙代の節約が挙げられている。

利便性が高く節約につながる面も多いが、セキュリティ上のリスクに問題を感じている人も多いようだ。

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