2022年8月23日、かんぽ生命保険が、「資産の防災」に関する意識調査の結果を公開した。
調査期間は、2022年7月1日~3日。全国20~70代男女1,329名から回答を得た。
調査では、「重要書類の管理、紛失対策」についてたずねている。
重要書類とは、通帳・キャッシュカード・年金手帳・基礎年金番号通知書・保険証書・投資関連書類・不動産関連書類などのことだ。
回答では、何れの書類においても「たんすや引き出しなど、固定の場所に保管」という対策をとっている人がもっとも多かった。
この対策では、災害時、火災や津波などで重要書類にすぐにアクセスできなくなる可能性が高いと考えられるという。
インターネット上で情報を確認できるように「電子化」しているという回答は、わずかだった。
同社によると、「電子化」されていない資産を、災害時のアクセスに自信がない、災害時の“もやもや資産”として金額に換算すると、その国内推定総額は560兆円に上るとしている。
情報のデジタル化としては、マイページの活用が1つの手段となっている。
書類がすぐに用意できない状況でも必要な情報へアクセスしやすく、災害時でも手続きがスムーズになる可能性が高い。
預貯金や投資、年金、保険、不動産。
災害時には、書類が紛失する可能性がる。
マイページなどを利用しデジタル化を進めることが、資産の防災となるだろう。
利用している金融サービスのWebサイトをチェックすると、以前にはなかった”マイページ”的なサービスが用意されていることもある。
防災の一環として、一通り、資産のデジタル化の可能性を確認してみると良いだろう。
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