利用意向は84%。新NISAに関する意識調査(2023年2月)

金融資産運用設計

2023年3月9日、日興フロッギーが、「新NISAに関する意識調査」の結果を公表した。

日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する、記事から株が買える投資情報サービス。

調査対象は、SMBC日興証券の口座を持っていて日興フロッギーを利用している9,684名および、Fastaskによるインターネットアンケート回答者計1,545名。

調査結果は次のとおり。(「日興フロッギー調べ」)

・新NISAの認知度は68%(「よく知っている」「少し知っている」と回答した人の割合)

・新NISAの利用意向は84%(「必ず利用したいと思う」「できれば利用したいと思う」と回答した人の割合)

・新NISAで魅力的だと思うポイントは「非課税期間が恒久化されたこと」がトップ。2位は「非課税生涯投資枠が1,800万円に拡大されたこと」3位は「売却すれば投資枠が復活すること」

・つみたて投資枠で投資したい商品は「米国株インデックス型投資信託」と「世界株インデックス型投資信託」の2種が僅差でトップ1・2。3位に「日本株インデックス型投資信託」

貯蓄から投資への流れを推し進めるため、非課税制度が新NISAへと改善される。

これまで非課税期間が限定されたことに、疑問を持ち利用を控えていたというケースもあったかもしれない。

投資枠も拡大し、リタイアまでに投資しておきたい額としては、ある程度納得のいく大きさになったようにも思える。

調査の結果をみると、長期的な積立には、世界や日本の株式に広く分散投資するという考え方が上位を占めている。

リスクを分散しながら、投資資金をより大きくするための選択として、適当な投資対象と言えるだろう。

より使いやすくなる新NISAの登場は、新たに長期・分散・積立投資を始めるきっかけになりそうだ。

それまでに長期投資を含めた、ファイナンシャルプランの基礎を学ぶ機会があれば、よりスムーズなスタートが可能になると思われる。

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