”マネ活女子”の活動内容と、期待する利益に関する調査

金融資産運用設計

2020年3月18日、アイネット証券が、「マネ活」に関する調査の結果を公開した。

アイネット証券は、FX自動売買システム「ループイフダン」を運営する企業。

調査期間は、2020年3月3日~5日。20代~40代の「マネ活女子」を対象に、1,026人について調べている。

調査では、「具体的にどのような『マネ活』をしていますか?(複数回答可)」とたずねた。

結果、『円定期預金(31.2%)』という回答がもっとも多かった

次いで『株式投資(29.0%)』、『投資信託(22.1%)』、『NISA(つみたてNISAを含む)(21.3%)』がやや多い。

『外貨預金(12.6%)』、『iDeCo(10.3%)』、『FX(9.8%)』、『仮想通貨(9.5%)』、『ロボアドバイザー(4.5%)』、『不動産投資(2.8%)』などは、10%前後からそれ以下と少なくなっている。

また調査では「これまでに得た『マネ活』での利益を教えてください」という質問も行っている。

その結果、『3万円未満(58.8%)』という回答がもっとも多かった。

次いで『3万円以上10万円未満(19.5%)』がやや多い。

『30万円以上(10.1%)』、『10万円以上20万円未満(7.8%)』、『20万円以上30万円未満(3.8%)』は少なかった。

「『マネ活」で年間どのくらい利益が出そうですか?」という問いに対しては、『3万円未満(56.7%)』という回答がもっとも多かった。

次いで『3万円以上10万円未満(26.0%)』がやや多い。

『10万円以上20万円未満(9.1%)』、『30万円以上(5.0%)』、『20万円以上30万円未満(3.2%)』は少なかった。

近い将来のために使い道が決まっている資金として「円定期預金」で貯蓄するのは妥当考えられる。

金利など、良い条件のものをえらんで貯蓄するのが、マネ活と言えそうだ。

株式や投資信託、NISAの利用もやや多い。

使い道が決まっていない目減りしても良いお金、長期的に保有できるお金であれば、リスクのある金融商品が利用できる。

証券会社に口座を持つ必要があり、よりマネ活という言葉があっているかもしれない。

実現した利益や、期待している利益は、それほど高い金額ではなかった。

「マネ活=金融商品で大儲けすること」と考えているわけではないようだ。

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