既存物件をスマートホーム化する”スマートホーム機器”とは

不動産運用設計

2021年1月15日、アクセルラボが、既存物件のスマートホーム化の実証実験について発表した。

実証実験では、スマートライフプラットフォーム「SpaceCore(スペース・コア)を利用する。

SpaceCoreでは、ホームIoT製品を設置。

専用アプリで家電製品・住宅設備が連動するオートメーション化や、遠隔操作可能になる「スマートホーム機能」などが利用可能となる。

実証実験では、次のような7種類のスマートホーム機器とスマートスピーカーを設置する。

・SmartStation:スマートホーム機器同士を無線で接続する装置

・SPOT:赤外線により居住者所有の家電を操作する装置

・CUBEdoor/Window Sensor:窓の開閉を検知する装置

・CUBE Clicer:複数の家電を同時に操作する入力装置

・CUBE Environmental Sensor:室内の気温、湿度、香料を検知するセンサー装置

・Danalock V3:遠隔で解施錠ができるスマートロック

・DanalPad:テンキー方式でスマートロックを解施錠できる入力装置

設置した機器により、入居者は以下のようなスマートライフを体感することが可能になるという。

(1)スマートロックによる玄関鍵の解錠・施錠

(2)CUBE Clicker、スマートスピーカー、スマートフォンによる家電・設備のオートメーション

(3)スマートフォンによる住居内の家電・設備の遠隔操作

IoTを利用することで、住宅が”スマートホーム”として便利になる、と言われている。

この実証実験では、最初からスマートホームとして作られていなくても、既存住宅をスマートホーム化するようだ。

住宅リフォームのひとつの形になるのかもしれない。

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