iDeCoなど確定拠出年金に対応する”ロボアドバイザー”、「fintsDC」が提供開始

金融資産運用設計

2021年1月27日、フィンプラネットが、「fintsDC」のサービス提供開始を発表した。

フィンプラネットは、金融ロボアドバイザーの開発・運営を行う企業。

「fintsDC」は、確定拠出年金制度における加入者の資産運用を支援する、資産運用ロボアドバイザーだ。

7つの質問に答えると、加入者ごとに老後の目標金額を達成するために必要な掛け金、最適な資産配分比率や運用商品のアドバイスまでを行う。

利用できるのは、企業型確定拠出年金加入者と、fintsDCを導入するiDeCo運営管理機関の加入者。

同社によると、確定拠出年金加入者は年々増加傾向にある一方で、よくわからずに元本確保型商品のみの運用となってしまっている場合が多いという。

また同時に、確定拠出年金導入企業においては、加入者に対する実効性のある投資教育が実施できず、想定利回り以上の運用ができていない加入者が多いといった課題を抱えている。

確定拠出年金は、老後資金を準備する制度。

長期的な運用では、リスク許容度に応じた金融商品を選ぶことで、元本確保型商品よりも高い利回りを期待することができる。

リスク許容度の範囲内で、できるだけ老後資産を増やしたい。

そうした問題を手軽に解決したいと考えれば、ロボアドバイザーの利用が近道となるだろう。

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