2021年2月17日、全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)と全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)が、「住宅の居住志向および購買等に関するアンケート調査」の結果を公開した。
調査は、9月23日の「不動産の日」にちなんで実施されたもの。
調査期間は、2020年9月23日〜11月30日。日本国内全域の20歳以上の男女を対象に調べ、24,863件の有効回答を集めた。
アンケート結果で注目されるのは、不動産について「買い時だと思う」が17.3%(+4.3pt)だった点。
2016年度の調査以来、4年ぶりに買い時感が強まる数字となった。
「買い時だと思う」理由については、次のようなものが多かった。
(1)住宅ローン減税など住宅取得の為の支援制度が充実しているから(36.6%)
(2)住宅ローンの金利が上昇しそうなので・今の金利が低いので(22.8%)
(3)不動産価値が安定または上昇しそうだから(22.5%)
支援制度の充実とともに、金利や不動産価格の動向に注目が集まっているようだ。
現在、日経平均株価が3万円を超えるなど、株価で目立った動きが出ている。
この流れが将来における住宅ローン金利の上昇や、不動産価格の上昇につながる可能性はあるだろう。
金利が低いうちに、また不動産価格が安いうちに買っておきたいと考えている人が、増え始めたようだ。
★そのほかのニュースは@igawasin5でチェック。注目newsのヘッドラインをtweet。