2021年4月30日、キャリアインキュベーションが、「POST MBAのキャリアに関するアンケート」の結果を公表した。
キャリアインキュベーションは、プロフェッショナル人材やビジネスリーダーに特化したハイクラス人材の転職を支援する企業。
調査期間は、2020年12月23日~2021年1月31日。国内外のMBA取得者234名を対象に、MBAを取得することでキャリアがどのように変わったかを調査した。
MBAとは、経営学修士(けいえいがくしゅうし、Master of Business Administration)。
経営学を修めたものに対して授与されることのある学位。
英米圏においては実務経験(AMBAは3年と規定)を有する社会人を対象としたマネジメントプログラムを提供するビジネススクール(経営大学院)、日本においては大学院(修士課程または専門職学位課程)が、これを授与する。
調査の結果によると、MBA取得後初回の転職で、37.9%の人が500万円以上の年収アップを実現していることがわかった。
300万円以上上がっている人まで加えると57.1%になる。
同社によると、MBA留学には通常、授業料の他に現地での生活費も含め1,500万円以上の費用が必要だという。
また、MBA取得後の主な転職先業界は「コンサルティング・士業」がもっとも多く36.2%だった。
以下、「金融」20.3%、「製造業」11.3%とつづいた。
社会に出てからも、資格や学位の取得で、収入が大きく変わることがある。
新しく何かを学ぶ機会があれば、やりたいことや好きなことという見方のほか、収入へのインパクトについても考慮すると良いかもしれない。
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