「共働き」「共家事・育児」希望は4割超。ライフスタイルの希望や、年収による違いを調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2021年5月25日、タメニーが、「結婚後のライフスタイルと経済状況」に関するアンケート調査の結果を公表した。

調査期間は、2021年4月2日~5日。調査対象は、25~39歳の未婚男女2,412名のうち、結婚・恋愛のどちらにも意欲があると回答した380人。

調査ではまず結婚した後の生活について、どのようなライフスタイルを“実現したい”、あるいは“許容できない”と考えているのか聞いた。

結果、「共働きをする」(46.8%)、「共家事・育児をする」(42.1%)といったライフスタイルを“実現したい”と考える人が多かった。

一方、「夫婦別姓」や「事実婚(婚姻届を提出しない結婚生活)」、「子なし婚(子どもを産まない結婚)」、「別居婚/週末婚/通い婚」を“実現したい”と望んでいる人はいずれも1割に満たないことが明らかになっている。

次に、「共働きをする」・「共家事・育児をする」について、男女別に分析した。

その結果、「共働きをする」・「共家事・育児をする」を望む点については、男女差が小さかった。

しかし「産休/育休を自分が長期間取る」(男性8.1%、女性24.7%)や「子育てのため、自分が育児短時間勤務などを活用して仕事量を減らす」(男性9.9%、女性25.9%)では、女性が多く男女差が大きくなっている。

調査では、年収帯によって意識の差が出たことにも注目している。

「共働きをする」ライフスタイルを“実現したい”割合では、年収800万円以上になると、「共働き」を”実現したい”が減り、“許容できない”割合が14.8%とやや高くなった。

また「共家事・育児をする」についても、年収800万円以上では “許容できない”が11.1%と比較的高めとなった。

結婚後のライフスタイルについては、「共働きをする」・「共家事・育児をする」を実現したいと考えている男女が多いようだ。

ただ子育ての時期においては、産休や短時間勤務をとるのは女性という考えが強くなっている。

また年収800万円以上では、仕事は男性で、家事や育児は女性という分担を望む傾向もみられた。

ライフスタイルが多様化するなか、どのような選択をするのがよいか、また自分たちに合っているのか考える必要がありそうだ。

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