”高校の歴史教科書”でおなじみの山川出版社から「お金の教科書」が発売される

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2021年7月28日、山川出版社が、「あたらしいお金の教科書:ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会」の刊行を発表した。

『あたらしいお金の教科書』は、次代をつくる子どもたち、またお金の教育を受けてこなかった大人のために制作された。

背景には、2022年4月から高等学校家庭科で、「投資信託」を含む資産形成についての授業が始まる点。

また同年4月、成年年齢が18歳に引き下げられるといったことがある。

本の内容は次のとおり。

はじめに:知ったかぶりの大人たち

1:お金ってなんだろう

2:お金にできること できないこと

3:幸せなお金の集め方

4:幸せなお金の活かし方

5:お金の動きをつかむと何がみえる

6:これからのお金を考える

おわりに:お金ってありがとうの循環

「稼ぐ!増やす!儲かる!」というものではなく、SDGsやエシカルなどこれからの時代に合ったお金の考え方、集め方や活かし方をちりばめたという。

これからの子どもは、学校でお金の授業を受けることになる。

お金に対する考え方において、世代間でのギャップが生じるかもしれない。

新しい時代のお金に対する考え方というものを、一度チェックしておく必要がありそうだ。

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