2021年12月24日、千葉県松戸市が、『共働き子育てしやすい街ランキング2021』で1位になったことを発表した。
『共働き子育てしやすい街ランキング2021』は、「日経xwoman(クロスウーマン)」が公表したもの。
調査対象は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、中京圏(愛知・岐阜・三重)、関西圏(大阪・兵庫・京都)の主要市区と全国の政令指定都市、道府県庁所在地、人口20万人以上の都市の計180自治体となっている。
松戸市の取り組みとして評価されたのは、次のようのものだ。
・妊婦へ向けたタクシー料金の助成
・1歳6か月児健康診査
・保育環境の整備
・保育士の待遇や労働環境の改善
・病児・病後児保育事業
・地域子育て支援拠点の整備
また『共働き子育てしやすい街ランキング2021』における16の評価ポイントは、次のとおり。
1.認可保育所に入りたい人が入れているか
2.認可保育所の保育利用枠の今後の増設状況
3.認可保育所に不足がある自治体の場合、認可外保育施設などの受け皿がどのくらい用意されているか
4.病児保育施設の充実度
5.待機児童ゼロの達成状況
6.学童保育が施設・サービス共に充実しているか
7.保育所運営の質担保への取り組みがあるか
8.学童保育運営の質担保への取り組みがあるか
9.保育士確保のための取り組みがあるか
10.妊娠から始まる切れ目ない子育てへの支援やサービスが充実しているか
11.保育所や子育て世代への支援に、スマホアプリやICT(情報通信技術)システムなどを活用しているか
12.児童虐待に対応する支援体制が整備されているか
13.未就学児が増えているか
14.地域企業の女性活躍推進に取り組んでいるか、子育て世代が働きやすい環境をつくっているか
15.就学前教育や、公的な学習サポートを行う体制があるか
16.子育て世代の移住推進制度があるか
最近は、子育てと仕事の両立が、ライフステージにおける1つのテーマとなっている。
共働きと子育て、選べるのであれば、より有利な場所に住むのが良いだろう。
お金と時間が必要な時期、問題の解決につながるかもしれない。
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