ソニー銀行が、”環境配慮型住宅”への「住宅ローン特別金利」を提供開始

不動産運用設計

2022年2月1日、ソニー銀行が、環境配慮型住宅への住宅ローン特別金利の提供開始発表した。

環境配慮型住宅ローンはZEHをはじめとする環境配慮型住宅に対して提供するもの。

環境配慮型住宅の購入者に対する特別金利の提供は、ネット銀行としては初の取り組みだという。

ZEH(ゼッチ、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅。

外皮の断熱性能などを大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入する。

環境配慮型住宅ローンの対象となるのは、本人が居住する「新築ZEHマンション」の購入資金。

借り入れ期間中、変動金利適用期間中の基準金利からの引き下げ幅を0.02%拡大する。

これにより、通常の変動セレクトローンの金利0.507%から、環境配慮型住宅ローンの金利0.487%へと引き下げられる。(新規購入で自己資金10%未満の場合。)

新規購入で自己資金10%以上だと、引き下げ幅を0.05%拡大。

通常の変動セレクトローンでは金利0.457%、環境配慮型住宅ローンだと金利0.437%となる。

金融が環境に果たす役割として、環境の改善につながることに対して、資金を多く配分する仕組みづくりがある。

住宅ローンの場合、ZEHなど環境配慮型住宅を購入することを条件に、有利な金利を適用することがこれに当たる。

物を購入する、お金を借りるなど、様々なケースで環境への配慮が求められるようになりそうだ。

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