積立で「元本が2倍」になるための期間は?「126の法則」が紹介される

金融資産運用設計

20221年10月28日、東証マネ部!が、「資産が2倍になる期間が瞬時に計算できる『72の法則』と『126の法則』」という記事を公開した。

東証マネ部!は、身近なお金の話から、プロが教える資産形成のノウハウまでわかりやすく解説し、様々な資産形成法も紹介するサイト。

今回の記事では、「72の法則」と「126の法則」について紹介している。

「72の法則」については、良く紹介されているのを見かける。

複利で増える場合に、「72÷金利(%)」を計算すると、元金が2倍になるのに必要な期間が分かるというものだ。

注目したいのは、「126の法則」。

こちらは、積立投資した場合にお金が2倍になるまでの期間がわかるというもの。

「126÷金利(%)」を計算する。

たとえば、金利が5%だと、126÷5は25.2。

毎月の積立を25.2年続けると、元金が2倍になる。

毎月5万円の積立を25.2年続けると、元金は1,512万円。

2倍だと、3,024万円になる。

利回りが5%で、毎月5万円積み立てた場合、25.2年で元金が2倍となり、元金は1,512万円が3,024万円になるということ。

記事では「老後資金2,000万円問題」を、若いうちからの積立で容易にクリアするプランも紹介している。

いろいろな数字で計算し、目標実現に必要な「毎月の積立額」・「利回り」・「期間」を探してみると良いだろう。

記事ではほかにも、「190の法則」「76の法則」を紹介している。

スマホの電卓機能なのでいろいろ試すと、積立投資を身近に感じられそうだ。

「126の法則」のような計算方法を使うと、長期的な積立投資の結果を、簡単にイメージできる。

資産が2倍3倍となるイメージは、積立投資のモチベーション維持に役立ちそうだ。

ただし物価が上昇する場合、投資した結果がインフレ率を上回らなければ、実質的に資産が増えたことにならない。

世界の資産に幅広く分散投資しているのであれば、世界経済の成長はどれくらいなのか。

老後を日本で送るのであれば、日本の物価上昇率はどれくらいなのか。

そんなことも気にしながら、積立投資を続けて行くと良いだろう。

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