2020年10月に解禁される「年末調整手続き電子化」に関するアンケート調査

タックスプランニング

2020年8月14日、ペーパーロジックが、「年末調整書類の電子化」に関するアンケート調査の結果公開した。

調査期間は、2020年7月28日~29日。東京在住の人事・総務部門の社員から、109名の有効回答を得ている。

「年末調整手続き電子化」が、2020年10月に解禁される。

国税庁のサイトでも、「年末調整手続の電子化について」、「年末調整手続の電子化に向けた取組について(令和2年分以降)」といったページが内容を確認可能だ。

アンケートの結果、年末調整書類の電子化が認められたことを、知っている人事・総務担当者は82.6%だった。

電子化された場合、業務に関してどのようなことに期待するかをたずねると、以下のような回答があった。

・管理や確認がしやすくなるから:79.0%

・システム上で業務が完結できることから業務の効率があがるから:63.0%

・書類の紛失を防ぐことができるから:54.3%

・記入時の問い合わせが減ること:42.0%

・紙のコスト削減につながるから:40.7%

・給与システムと連携できること:39.5%

銀行や証券会社の取引は、ネットで完結できるものが多い。

不動産取引に関しても、ペーパーレス化が進んでいる。

税金に関しては、確定申告をネットだけでおこなえる。

これからは、紙に記入していた年末調整も電子化する会社が増えていきそうだ。

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